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友人が落ち込んでいたら
「共感」してあげましょう。
落ち込んでいる相手を無理に励まそうとしても、素直に受け入れてもらえないことが多いと思います。
そんな時は、すぐに言葉をかけるのではなく、まずは共感してあげることに注力してください。
「共感」とは、「相手におきていることを受け止める」ということです。
わたしたちは共感について誤解をしています。
共感と、同感、同情、同意、理解とは違います。
同感や同情は、相手に自分を同調させようとする行為です。
自分自身が相手に染まってしまいます。
乗っ取られてしまうわけです。
「あなたは黄色ですね。では私も黄色になりましょう」ではダメなのです。
あくまであなたはニュートラルでいる必要があります。
たとえば友人が、「あの上司のせいでこうなった、腹が立つ」と言ったとします。
でもあなたがいっしょになって同情して、その上司にハラをたてる必要はありません。
「あなたはこういう感じ方をしているんですね、受け止めましたよ」というのが共感です。
言葉がけの前には、このようなあなた自身の「あり方」をしっかり持っておく必要があります。
その上で、「大丈夫!」という励ましの言葉をなげかけると、相手も受け取ってくれると思います。
「大丈夫!」の次に、この〝ひと言〟をつけ加えてみるのもよいでしょう。
「あなたはできる!」
落ち込んでいる友人にとって大事なことは、直面した問題を解決する意思があり、次の行動をとれるかどうかです。
あらゆる問題解決の最大の障害となるのは、思考が「停止状態」に陥ってしまうことです。
つまり、自分には無理、と思った瞬間に、あらゆる解決法の発見から遠ざかってしまうのです。
そうではなく、「大丈夫!あなたはできる」と周囲から言われることで、同僚は思考停止にならず、問題解決の糸口、
次なる行動について考え続けることができるのです。
ようは、問題を自分の意思でコントロールするということです。
これはなにも、落ち込んでいる友人に対してだけの話ではありません。
あなた自身にもいえることです。
〝運命の主人公になる〟のはあなた自身ですから。