3620e571bf6adf76bf93885a97b74c4e_m

普段、わたしたちが「おめでとう」と言う機会は

思ったより少ないのではないでしょうか。

せいぜい友人の結婚式とか恋人の誕生日とか、

お正月くらいです。

この「おめでとう」という言葉を、

とにかくたくさん言う会社があります。

アメリカのサウスウエスト航空です。

全米で最も働きたい会社とされ、米航空会社で唯一、

アメリカ同時多発テロ事件の悪影響を

レイオフなしで乗り越えた航空会社として有名です。

この会社では、「勝利者賞」「創立者賞」

「リーダーシップ賞」「地域活動賞」「ユーモア賞」

「社内で一番元気で賞」「ラブ賞」「真心賞」

「なんでもつくるガッツ賞」「猛烈訓練賞」

「ありのままに言ってよ賞」

「ベスト・ヘアドレッサー賞」

「破天荒な顧客サービス賞」「心の英雄賞」……など、

なにかにつけて社員を表彰して「おめでとう!」

という言葉を贈るのです。

しかも、「おめでとう」というからには、徹底して祝います。

皆がなにかしらの功績を称え合うし、

パーティーには社長が仮装して現れたりします。

銀座まるかんの創業者で、長者番付の常連だった

斎藤一人氏は、「おめでとう」という言葉で、

そこに〝幸せ空間〟ができあがり、

士気もいやおうなしに高まって、本当の強いチームが

築きあげられるということを語っています。

同僚の仕事の成功とか、難航していた仕事がチームの努力で

なんとか終了したとか、ごく普通のことでも、

祝福しあえることは〝素晴らしい〟ことです。

なにかにかこつけて、「おめでとう」という言葉が

とびかうようになれば、社内の士気も上がるし、

ムードもよくなるでしょう。

同僚の成功は「おめでとう!」を言い合う絶好の

チャンスなのです。

「あいつスゴイなあ」

「私もやってみよう!」

「よし、俺はもっと成功するぞ!」

禅の世界では、自分が成長する段階を、

「学ぶ」「覚える」「悟る」という

3つの段階でとらえます。

最初の「学ぶ」は「真似ぶ」ということです。

自分の師匠と同じやり方を、

とことんやってみるということなのです。

真似をするのは、師匠に限る必要はありません。

同僚でも、先輩でも、上司でも、取引先の人でも、

社外の知人でも、誰でもかまいません。

学びのもとは、あなたのまわりにあふれています。

(引用『人として真価が問われるこの一瞬』 中島孝志著 ぱる出版)